高速走行車両重量計測システム
DAW-400
     
[環状七号線 梅島陸橋付近(内回り) 平成11年8月施工]

1.システムの概要(Weigh In Motion型)
本システムは、道路に2つのループセンサーと2個又は、4個の重量センサーを設置し、通過する車両(5Km/h~
120Km/h)の軸重、複合軸荷重、総重量、軸間距離、最遠軸距離、車長、車種、車両速度を自動的に検出します。
測定値を予め設定した重量値(軸重、車種別総重量)と比較し、各車種別の超過重量を検出する事も可能です。
どんな車が何台通過したかのデータが365日連続して収集でき交通量センサスを無人で行えます。
(東京の環状七号線の現場では、平成11年8月以降現在まで収集しています。)
速度についても同様に超過速度の検出も出来ます。
過積載、スピード違反及びその他の違法行為(逆方向走行、路肩走行、車線を跨ぐ走行)を検出し、自動撮影シス
テムを併用する事により、直ちに該当車両を撮影し(違反車両のデータ等の詳細資料は映像上に記録される)又、
全データ及び映像を記憶保存し、後日コンピュータにより検索できます。

2.重量センサーについて
重量センサーは、特殊合金(タンガロイの一種)の一体型プレート状のロードセル(ベンディングタイプ)で出
来ており耐久性に優れています。 1車線の幅(3.50m~3.75m)に、2個の重量センサーの組み合わせで(幅1.75m
/1.25m)設置する事により、一車線分をカバーする事が出来ます。又公道での設置時間短縮と耐久性の一環として、
工場にて路上に設置するセンサ取り付け用ベース板をプレキャストRC盤化し現場に搬入する事により、センサー
設置部の平坦度の確保、他車線からの振動伝達の防止及び耐久性向上を行う工法です。
  RC盤を使用して設置した場合、センサーの破損等の故障については、5年間無償で修理します。

※ 詳細仕様に付きましては、別途資料をご請求下さい。
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